宅地建物取引士試験あとたった1点足りず不合格だったあたな。この裏技で次回は合格できます。
みなさん、こんにちは。
Naomana-info管理人オカです。
毎年10月下旬に行われる宅地建物取引士試験
不動産業界の方から学生さんまで、幅広く認知され
不動産業界では必ず取得しなければならい超重要資格。
残念ながら、受験すれば合格できるような簡単な試験ではない為、
(例年合格率は15~17%)
毎年、試験終了後はネット上で採点結果や合格ラインの
話題でもちきりにりなります。
そんな宅地建物取引士試験。
1年間努力を続けた結果、あと1点、あと2点というわずかな
差で不合格になってしまったそこのあなた。
この記事の裏技的な合格術を理解すれば次回は合格できるはず。
ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
自力で40点以上取れている方は必要ありませんので。
ごらん頂く必要はございません。
【目次】
宅地建物取引士試験とは
不動産業を行うにあたり、国からの免許が必要となります。
その免許を受けるために事業所ごとに一定の有資格者を配置する必要があります。
その資格が宅地建物取引士です。
免許を受けるに当たり、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容を考慮して、国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならいとされています。
一般財団法人不動産適正取引推進機構
そのため、不動産業界で従事する方々にはどうしてもこの資格が
必要となります。
毎年、10月の第3日曜日に行われ年末の12月に合格発表されるスケジュールとなっており、
受験チャンスも年1回しかない為、日々の努力が試される試験となっています。
宅地建物取引士の試験内容と合格率
試験は午後1時から3時までの2時間
全50問の選択式(4択)となります。
例年35~36点(年度によりバラつきはあります。)を取得すれば合格ですが、
合格率は15~17%。100人中15~17人しか合格しない試験となり、
やや難易度は高めとなっています。
受験料金:7000円
年1回開催←これが本当に厄介です。
1年間、試験勉強を行うも不合格の場合、1年間も期間が空いて
しまうのです。この期間中に試験勉強を行うモチベーションを維持する
のは至難の業です。
1度で合格しないと、年々合格が難しくなる印象があります。
裏技の前に必要な日々の努力
この裏技は、合格まであと1、2点たりず不合格だった方が
対象となっております。ということは自力で50問中34~35点の獲得が
必要となります。
選択式の試験ですが、4択問題を勘だけで正解を選びつづけるのは
天文学的な確率です。当然、日々の努力が必要になります。
感覚的には6か月位の期間、1日1時間前後の学習を行えば
合格ラインギリギリのレベルまでは到達できるかと思います。
裏技の前にこの日々の努力は行ってください。
試験合格のための裏技
もちろん、合法的な裏技です。
カンニングの様な非合法な裏技ではありません。
あくまで、1年間真面目に努力した結果、わずか1,2点不足で
不合格の方向けの裏技になります。
本試験は50問中36問の正解を目指す試験です。
50点満点だろうと、ギリギリ合格だろと結果は同じです。
合格か不合格か。
この違いが天と地ほどの違いなのです。
では、合格の為の裏技をご紹介いたします。
裏技その1 時間配分について
宅地建物取引士試験は試験時間120分、問題数50問の4択式の試験になります。
時間配分なんて必要なの?
そう思われるかたが大半かと思いますが、非常に重要です。
120分の内、名前や受験番号の記入、見直しの時間を15分と考慮すると
105分しか時間がありません。
1問当たりにかけられる時間は105分/50問≒約2分しかないのです。
宅地建物取引士試験は非常に文章量が多く、しかも専門用語のオンパレード。
正解肢となる4つの解答分も含めると、一通り読み切るだけで2分なんてアッ
という間になくなってしまいます。
時間配分については裏技とお伝えしていますが、過去問を繰り返し練習して
時間配分を体で覚えるしかありません。3~5回程度繰り返し行えば、時間配分のコツは
つかめると思いますので、時間が足りなくなる方は繰り返し練習してみてください。
落ち着いて考えればわかる問題も時間が足りなくて焦ってしまい間違う事は
少なくありません。時間配分をしっかり身につけましょう。
ポイントは1読して明確な答えが出せない場合は勇気をもって後回しにする事です
裏技その2 問題分の読み方について
最初から普通に読むだけでしょ!
裏技でもなんでもないわよ
そうですね。
ですが、これがかなり重要だったりするんです。
さきほど、時間配分が重要とお伝えしました。
その時間を確保するためにも、問題分の読み方が重要になってきます。
結論をお伝えすると、ポイントは3つ
- 回答の選択肢から先に読む
- 正解を探すのか、誤っているものを探すか目印をつける
- 選択肢は4番から読む
です。
選択肢を先に読むことで、問題分の理解度がアップします。
うまくいくと問題分の途中で正解が判明するケースもあります。
そこで注意なのが、問題の意図を勘違いしないことです。
選択肢の中から正解を選ぶ問題なのに、間違えて誤答を選ぶようなケースです。
これを防止するために、問題分の該当箇所に目印をつけて、
今探しているのが、どちらを探しているか瞬間的に確認できるようにしておきます。
さらに問題分を一通り読み終えた後、2回目に選択肢を読む場合は4から読み始めてください。
これは、問題作成者の立場に立つと理解しやすいのですが、試験を行う意味は
一定の知識を持った方を選別するために行う試験です。大量の情報を与えても、正解を
選択できる知識を求めているわけです。問題を読み終えて1の選択が正解だった
場合、2~4の選択肢は読まずに終わってしまいます。それでは問題作成者の意図と
相違がでてしまいます。問題文をすべて読み、選択肢もすべて読んでから回答を出す。
この流れが理想な訳です。これ心理状況を考慮すると、答えは後半にあるケースが
多くなりますので、2回目の選択肢を呼ぶ場合は4から行い、回答が判明した時点で
他の選択肢は読まずに終了するのがベストとなります。
(すべての解答が終わり時間が余っていたら見直すくらいです。)
もちろん、これにより時間短縮にもつながっていきます。
裏技その3 選択肢の分類について
どういうこと?
はい。これは正解の選択肢をパターン化するということです。
このパターンは全部で4種類
- バラバラパターン
- 2-1-1 パターン
- 2-2 パターン
- 3-1 パターン
の種類に分類します。
R2年の問題から例をだしますと
Q25 バラバラパターン
1,不動産の価格は、その不動産の効用が~
2,対象建築物に関する工事が完了~
3,特殊価格とは、一般的に市場性を~
4,原価法は、対象不動産が建物及び~
上記のように、読み始めの部分に重複している箇所が1つもないケース
Q3 2-1-1パターン
1、土地の売買契約において~
2,債務者が債務を履行しない場合であっても~
3,債務不履行に対して債権者が~
4,債務者が債務を履行しない場合であっても~
上記の様に、読み始めの部分が2と4が重複でそれ以外と異なるケース
Q33 2-2パターン
1,Aが媒介により建物の貸借の契約を~
2,Aが媒介により宅地の貸借の契約を~
3,Aが自ら売主として宅地建物~
4,Aが自ら売主として宅地の売買契約~
上記のように、読み始めの部分が1と2、3と4でそれぞれ重複しているケース
Q8 3-1パターン
1,相続回復の請求権は~
2,被相続人の子が相続開始~
3,被相続人に相続人となる~
4,被相続人の兄弟姉妹が相続人~
上記のように、読み始めの部分が2と3と4で重複しているケース
上記の4つのパターンのうちで注目するのは3-1パターンです。
通常の確率であれば3の中に正解があるケースは3/4=75%なのですが、傾向としてこの
確率よりも高くなるケースが多いのです。ちなみにR2の問題では3-1パターンは7問あり、
そのうちの6問(6/7=約86%)は正解が3側にありました。
この分類を行うメリットは2つ、
1,余計な選択肢(3-1に分類した1の選択肢)を読まずに済むので時間短縮
2,答えがわからいない問題でも正解になる確率が上がる
(1/4の確率が1/3になるケースが多い)
です。
裏技その4 合格を金で買う方法
金で買う方法と書くとなんともいやらしい感じですが、
こちらも真面目な方法です。
その概要はこちらです。
登録講習(試験の一部免除)について
試験の一部が免除される「登録講習」は、宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(業法第48条第1項)をお持ちの方)のみ受講することができます。「登録講習修了試験」に合格した者が、「登録講習修了者」(省令第10条の5第1項第6号)」として、試験の一部免除がある試験を申し込むことが出来ます。従って、講習を受講中の方は、登録講習修了者として申込むことは出来ません。講習修了者証明書を取得後に試験を申し込んで下さい。
一般財団法人 不動産適正取引推進機構
この、登録講習を行えば一部問題が免除されるのです。
その免除される部分は問題No46~50までの5問になります。
1度登録を行えば3年間有効です。
こちらは各種資格学校で取り扱いがあります。
ご興味のある方は下記リンクよりご確認ください。
LEC東京リーガルマインド
これのメリットは2つです。
1,合格に必要な正解数を引き下げされる。目標を35点とした場合
50問中35問(70%の正解率)→45問中30問(67%の正解率)
2,120分で50問が120分で45問になり、1問当たりの解答時間が
長くなる。
費用はかかりますが、大きなアドバンテージになることは間違いありません。
最小限の努力で合格を目指すなら、登録をお勧めします。
裏技その5 神頼み
どこが裏技だ!
と、厳しい意見が聞こえてきそうですが、
かなり理にかなっている裏技なのです。
合格する為の条件を確認します。
【裏技その4】を利用したケース
問題数:45 目標正解数:31問 裏技その4による加点:5問
31+5=36点
45問中14問は間違っても合格ラインに届くのです。
そこで、一通り問題する際に自信をもって回答できなかった問題を
チェックしておきます。この問題が10問位あるとします。
自信のある回答数:35問×正解率85%≒30、【裏技その4】の加点:5点
30+5=得点は35点になります。ここにあと1~2点上乗せする事ができるかどうか。
ここに、自信をもって回答できなかった問題が10問あります。
これについて思い切ってすべての選択肢の番号を同じにします。
確率できには1/4ですから10問あれば2.5問は正解になる可能性があります。
すると+2点の加点となり35+2=37点となります。
いかがでしょう。名称は神頼みですが、4択の確率から考えれば
理にかなっていると思いませんか。
これを使う問題が少なくなれば少なくなるほど合格率は上昇すると思います。
確率からいけば自信がない問題が4問あればこの裏技を使う価値はあるかと思います。
まとめ
合格率15~17%の宅地建物取引士試験。
しかもチャンスは年に1度きり。
少しでも合格する確率を上げたいですよね。
本記事を読んでいただき、そのお助けができれば幸いです。
最初にもお伝えしましたが、自力で40点、45点と取れる方は
読む必要はありません。
あくまで、あと1,2点で悔しい思いをされた方のみお読みください。
次回の試験で無事合格する事を祈っております。
私もこの裏技と自己努力のおかげで36点を獲得して1発合格
しております。
では、また。