不動産購入 頭金(自己資金)は必要か?

Human hand takes money from cash stacks. Vector illustration in flat design on green background, Financials, work motivation

みなさん、こんにちは。naomana-info 管理人 オカです。

今回は、不動産購入を検討する際に問題になる頭金(自己資金)の準備問題。

融資の可否、月々の支払額などに影響する為、準備について迷われている方も

多いのではないでしょうか。

そんな皆様のお悩み解決の参考にしてみてください。

(あくまで、不動産業界20年超の現役営業マンの個人的意見です。)

目次

頭金(自己資金)とは

実務ベースで考えると、不動産購入にかかる全体の費用は3つに分類されます。

その分類は

①本体価格 → 物件自体の価格(土地代、建物代、消費税)

②諸費用 → 融資手数料、登記費用、前払金(管理費・修繕費)等

➂手付金 → 購入手続きの際の意思表示として

(本当は、解約防止対策です。ナイショですよ。)

主に、頭金(自己資金)でカバーするのは②と➂の事になります。

3000万円くらいの物件で想定すると、

② → 180万円前後

➂ → 50~100万円前後

となり、230~280万円程の現金を用意する必要があります。

頭金(自己資金)と融資の関係性

各銀行ごとに融資基準は存在しています。

残念ながらこの基準については、ブラックBOXになっており

事前審査(無料)を行なわなと結果がわからないのが現状です。

融資金額のベースとなる計算方法は開示されていますので

担当された不動産販売会社の営業さんに確認すれば

年収からおおよその融資額の目安がわかると思います。

もちろん、頭金(自己資金)が多ければ多いほど銀行の

審査は通りやすくなります。

しかし、融資条件が良くなるか正直謎です。

感覚的には変わらないと思っています。

頭金(自己資金)の有無と支払い額

現状の融資金利では影響がないと思います。

融資金利は史上最低の(0.4~1.3%)になっていて、

不動産バブルがはじけた以降、前出の融資金利は下がり続けていて

最近では電気代や携帯などをおまとめして、さらに金利を引き下げるプランも

出てきています。

このような現状な為、自己資金を増額しても、月々の支払いに大きな影響がなく

手持ち資金を崩してまで、不動産購入資金に充当するメリットはほぼ無いと感じています。

ちなみに、融資金利0.5% 借入期間35年の場合

自己資金100万円増額で、減額される月々の支払い額は2595円となります。

1日当たり100円未満の差になります。

まとめ

頭金(自己資金)は一定金額は必要になります。

しかし、都内近郊で賃貸で住まいの方であれば高額の家賃を支払ながら

頭金を貯蓄するのは至難の業。

となると、貯蓄がしたいけど貯蓄ができない よって 不動産購入は諦める。

というロジックになってしまいます。

本ブログで一貫して不動産購入を進めている立場としてはこれではあまりにも残念な結論です。

こちらの記事も合わせてご覧ください。

分譲と賃貸 どっちがお得?」

実務レベルでは、頭金(自己資金)がなくても購入は可能です。

すべての検討者が該当するわけではありませんが、半数以上は可能かと思います。

ご興味のある方は、お問合せよりご連絡ください

では、また。

ポチっと、お願します。