住宅ローンの融資利用をご検討中の方へ。手続きや限度額について利用時の注意点をご紹介します。

みなさん、こんにちは。

naomana-info管理人オカです。

住宅購入でお世話になる住宅ローン

今回はこの住宅ローン利用時の注意点をご紹介いたします。

審査基準や借入限度額などブラックボックス化されている内容が

多く、一般の方にはわかりずらい融資制度かと思います。

今回は、その概要と利用時の注意点をご説明いたします。

利用時の参考にしていただければ幸いです。

【目次】

住宅ローンとは

住宅ローンとは、「本人及びその家族」または「本人の家族」が居住するための住宅及びそれに付随する土地一戸建てマンション)を購入新築増築改築既存住宅ローンの借り換えなどを行うために金融機関から受ける融資(ローン)である。

引用元:Wikipedia

お馴染みWikipedia(いつもお世話になっています)より引用させて

いただきました。

難しい事はなく、自己居住用の住宅購入の際に資金を融資しますよ。という

制度です。ポイントは購入以外にも増築・改築も該当する点です。

また、本人の居住が出来ないケースでも親族(親・子供)用の住宅購入時にも

利用ができるケースもあります。

この制度を活用して不動産購入ご検討ください。

不動産購入をお勧めする理由。下記記事よりご覧ください。

「分譲と賃貸 どっちがお得?」

住宅ローン利用時の条件・注意点について

一般的なケースですと、住宅購入時に数千万円の借入をするのですから、

非常に厳しい審査条件があります。

初めてご利用を検討の方にこんな事をお伝えしてしまうと、萎縮されてしまう

かもしれませんが、審査は厳しいですがどんどん利用していきましょう。

なぜなら、利用の条件がごくありふれた内容になっているからです。

特別な意識をしなくても、普通に社会生活をされているのであれば、

その状況に応じた融資が可能になります。この「普通の社会生活」がいやらしいのですが

その条件を順番にご説明します。

その1:継続的で安定的な収入がある(見込める)

金融機関も慈善事業ではありませんので、資金融資をすることで適正利潤を

確保しています。返せる見込みが無い方へ融資はできません。

その条件として、あげられるのが「継続的で安定的な収入がある」が必要となります。

簡単に言うと会社員や公務員、自営業者など、労働を行いその対価を得ている方々になります。

あくまで見込めれば良いので、将来的な話は加味されません。

現状の収入形態が重要になってきます。

1つだけ注意点とすると「継続的な~」です。

テレビなどで、芸能人の方が住宅ローンが組めないというお話をされていますが、

芸能人の方や、プロスポーツ選手の方などは継続的に該当しずらいケースがあるようです。

瞬間的にサラリーマンの何十倍もの収入を稼ぎだす方々なので、金融機関も

一般的な融資対象者からは除外されているようです。

その2:住宅ローン完済時の年齢制限を満足する事

住宅ローンの借入期間は最長35年(まれに例外もあります)とされています。

35年ローンということになりますが、誰でも彼でもこの期間の融資が利用できる

訳ではありません。

完済時(35年後)の年齢が79歳以下であれば利用可能という年齢制限があります。

よって79ー35=44歳リミットとなり、それ以降は年々融資機関が1年づつ

短くなっていきます。仮に下記条件の場合

  • 借入金額:3500万円
  • 借入金利:1%

35年:98,799円 → 34年:101,227円と2,428円程増額となります。

ただ、借入期間が1年短縮されると、支払利息は減額されます。

ちなみに、利息額の合計は

35年:6,495,997円 → 34年:6,300,960円 約19万5千も差が発生します。

いかに利息負担が大きいかご理解ただけるかと思います。

条件その3:過去に支払い遅延などがない

最近、この条件3が注目されています。

理由は「スマホの分割払い」です

スマホの高額化に伴い、ほとんどのケースでは購入時に2年間の

分割払いがセットになっているかと思います。この支払いで遅延を起こしている

ケースが多数見受けられます。

悪意がある遅延ではなく、口座残高不足なとの単純なヒューマンエラーで

引落ができず遅延になる事があります。後日、不足分も合わせて対応

しているので本人の記憶に残らない場合が多いようです。

これを自己申告で伝えた場合と金融機関から指摘された場合では

後者の方がやや、イメージダウンにつながりますのでご注意ください。

もちろん、これ以外での遅延が合った場合は必ず事前に申告をしましょう。

その4:所有しているクレジットカードに付帯しているサービス内容

昨今のキャッシュレス化に伴い、クレジットカードの保有率も増えてきているかと

思います。通常は気にしなくても良いのですが、ごくまれにこれらのクレジットカードが

融資条件に抵触してしまうケースが3つあります。

1.所有枚数が非常に多い

男子
男子

付き合いで加入しただけれ、利用したことはないけど

このような方も多いのではないのでしょうか。

利用していなくても複数枚数所有している場合、そのカードに

付帯しているキャッシング枠が問題なるケースがあります。

いらないカードは解約する事をお勧めします。

2.リボ払い機能

毎月一定金額に支払い額を調整してくれるリボ払い機能も

注意が必要です。金融機関から見れば借入と同意になりますので

毎月に支払い額が融資条件に影響するケースがあります。

しかも、かなり高利子を支払っているケースもありますので

ご利用は避けた方が無難です。

3.キャッシング枠の限度額について

本人の意思と無関係な所で影響を及ぼすケースがあります。

1の時と似たケースなのですが、こちらは1枚のカードを長期に渡り

利用している場合にカード会社が勝手にキャッシング枠を増額するケースが

あるのです。優良顧客と判定して増額されるケースです。

本人が利用していなくても利用枠だけが増えていくため、融資の段階で

指摘されるケースがありますので、ご注意ください。

不動産会社を有効活用しましょう

購入希望物件がある場合になりますが、当然、販売している

不動産会社が存在しているかと思います。

住宅ローンの審査はこの不動産会社を経由して行うのがお勧めです。

なぜかわかりませんが、

「銀行に知り合いがいるので」

「勤務先が金融機関と提携しているので」

「私、有力者なので」

など、よくわからない理由でご自身で審査等を行う方が

いますが、大多数は手続きが面倒になり不動産会社へ依頼されます。

販売している不動産会社が入ることで、手続きはかなり簡略化され

公的書類の取得なども代理で行う場合もあります。

銀行からの連絡についても専門用語が多くなり、意味不明になりがちです。

費用は発生してしまいますが、間に入る不動産会社を活用する事をお勧めします。

まとめ

住宅ローンは間に入る不動産会社に丸投げで良いかと思います。

詳細に詳しくなったところで、融資の可否に影響はありません。

それよりも利用時の手間暇を極力少なくする方がメリットが大です。

選択肢は増えてますので、不動産会社の担当者から紹介される

金融機関が理由もなく1行だけのような場合は注意してください。

利用に際して、適切な金融機関を選択して不動産購入を実現してください。

では、また。

ポチっと、お願します。