純金積立50ヶ月目の運用報告|金価格が反発しても「守りの投資」を続ける理由

みんさん、こんにちは、naomana-info管理人オカです。
継続中の純金積立。
これまでの最高値30,000円に到達してからは
下落を続けていましが、ここにきてまた上昇をはじめました。
それでもブレずにつみたてを続けてきた
純金積立。
ついに50ヶ月目となりました。
振り返ってみると、金価格が上昇して喜んだ時期もあれば、最近のように大きく下落する時期もありました。
そして2026年8月。
6月の大幅な価格調整、7月の横ばいを経て、8月前半には金価格が再び上昇しました。
World Gold Councilによると、国際金価格は8月前半だけで約9%上昇し、
一時1オンス4,391ドルまで回復しています。背景には米ドルの下落や金融政策に対する見方の変化、金ETFへの資金流入などがありました。
「やっぱり金は強い」
と思いたくなるところですが、私は少し違う見方をしています。
上がったから買う。
下がったからやめる。
これを繰り返していては、そもそも積立投資をしている意味がありません。
今回も、普通のサラリーマンとして純金積立を続けている私の運用状況と、
FPとして考える「金の役割」を整理してみたいと思います。
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2026年8月の純金積立運用結果
まずは今月の運用状況です。
・積立期間:50ヶ月
・毎月積立額:10,000円
・累計積立額:500,000円
・累計積立手数料:約12,740円
・現在評価額:707,636円
・評価差益:194,896円

50ヶ月というと、4年以上になります。
月1万円ですから、1回あたりの投資額は決して大きくありません。
それでも50回続ければ、積立元本だけで50万円になります。
私自身、この「少額でも時間を味方につける」という考え方が、
サラリーマンの資産形成では非常に重要だと感じています。
前回の結果は下記リンクからどうぞ
8月は金価格が反発。しかし再び大き下落

直近3ヶ月の金価格推移グラフです。
2026年の金相場を簡単に振り返ると、
「上昇→急落→横ばい→反発」
という激しい動きになっています。
World Gold Councilによれば、7月末の国際金価格は1オンス4,027ドル程度で、
年初来では約8%下落していました。ところが8月に入ると反発し、
前半だけで約9%上昇しました。
ところが、これで上昇トレンドへ戻ったと考えるのは早計でした。
8月28日には米FRBの金融引き締め観測が強まり、米ドルと米国債利回りが上昇。
利息を生まない金の魅力が相対的に低下し、金価格は1日で3%超下落しました。
まさに、
「金価格の先を読むのは難しい」
ということを実感する相場です。
「有事の金」でも必ず上がるわけでなはない
ここ最近の金相場を見ていて興味深いのが、世界情勢が不安定だからといって、
必ずしも金価格が上昇していないことです。
通常であれば、
戦争・地政学リスク
↓
投資家が安全資産へ逃げる
↓
金価格上昇
というイメージがあります。
ところが現在は、地政学リスクによる原油価格上昇がインフレ懸念を高め、
それが「中央銀行の利上げ→債券利回り上昇→利息のない金には逆風」という
流れにつながる場合があります。
9月初めにも、こうした金利上昇懸念によって金価格が3週間超ぶりの安値まで下落しました。
つまり、
「有事=金価格上昇」
という単純な話ではありません。
これは純金積立をしている人が理解しておきたいポイントだと思います。
それでも私は純金積立を続けます
ここまで読むと、
「だったら純金積立をやめた方がいいのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし私は、月1万円の積立を今後も続ける予定です。
理由は非常にシンプルです。
私が金に求めているのは、
「大きな利益」
ではなく、
「資産全体を守ること」
だからです。
FPとして考える純金積立のポジション
私の資産形成では、それぞれの金融商品に役割を持たせています。
NISA・投資信託
→資産を「増やす」
iDeCo
→老後資金を「作る」
預貯金
→必要なときに「使う」
純金積立
→資産価値を「守る」
という考え方です。
金だけで資産形成をするつもりはありません。
逆に、株式や投資信託だけに資産を集中させるつもりもありません。
World Gold Councilも、金について他の商品とは異なる特性を持ち、
ポートフォリオの分散やインフレへの備えとして機能し得る資産と位置付けています。
私はここに純金積立を保有する意味があると考えています。
価格が下がった時こそ「積立」の意味がでてくる
積立投資の面白いところは、価格が下がることが必ずしも悪いことではない点です
毎月1万円を積み立てる場合、
金価格が高い
→少ない量を購入
金価格が安い
→多い量を購入
となります。
これを長期間続けることで、購入価格を平準化できます。
もちろん、ドルコスト平均法を使えば必ず利益が出るという意味ではありません。
しかし、
「今は高いのか?」
「まだ下がるのか?」
「いつ買えばいいのか?」
と毎月悩まなくて済む。
仕事をしながら資産形成をしている私にとって、このメリットはかなり大きいと感じています。
50ヶ月続けてわかったこと
純金積立を50ヶ月続けてきて、最近改めて感じていることがあります。
それは、
「投資は全部同じ目的で持つ必要はない」
ということです。
株式には株式の役割があります。
預金には預金の役割があります。
そして金には金の役割があります。
金価格が上昇している時だけ純金積立を評価し、
下落すると「意味がない」と判断するのは、少し違うのではないかと思っています。
むしろ株式市場や為替、物価、金利などが大きく動く時代だからこそ、
「違う性格を持つ資産を少しずつ持っておく」
という考え方を私は大切にしています。
今後の金価格はどうなる?
短期的な金価格については、私はかなり慎重に見ています。
8月前半には米国の利上げ観測後退やドル安などから金価格が回復しましたが、
月末には逆に利上げ観測が強まったことで急落しました。
今後も、
・米国の金利
・インフレ
・ドル相場
・地政学リスク
・各国中央銀行による金購入
・金ETFへの資金流入
などによって、大きく上下する可能性があります。
実際、中国人民銀行は7月に20トンの金を追加し、21ヶ月連続の購入となりました。
中国の金ETFにも資金流入が続いています。
したがって、
「金価格はこれから上がる」
と決めつけることも、
「金相場は終わった」
と判断することも、
現時点では適切ではないと考えています。
まとめ|上がっても下がっても、やることは同じ
2026年8月は、金価格が反発した一方、月末には再び大きく下落するという変動の激しい月になりました。
しかし、私の投資方針は変わりません。
純金積立は、
「値上がりを当てる投資」
ではなく、
「長期的に資産を守るための投資」
と考えているからです。
金価格が上がっても月1万円。
下がっても月1万円。
これからも無理のない範囲で淡々と積み立てていきます。
そして実際に運用しているからこそ分かる良い部分も悪い部分も、
このブログで引き続き公開していきたいと思います。
資産形成について迷ったら
「NISAだけで大丈夫?」
「純金積立を始める意味はある?」
「預金と投資をどのくらいに分ければいい?」
資産形成には、誰にでも当てはまる正解はありません。
年齢、家族構成、収入、住宅ローン、教育費、老後までの期間によって、
適切な方法は変わります。
私はFP(AFP)としての知識に加え、不動産営業として20年以上お客様の住まいや資産についてご相談を受け、
自分自身でもNISA・iDeCo・純金積立などを実践しています。
資産運用や不動産について気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
「ブログを読んで相談しました」と一言いただければ、内容を確認のうえ回答いたします。
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